踊り続けたい!をサポートする治療院|フロアバレエ指導歴9年の院長がケガや痛み苦手を解消していきます|東京・代々木・バレエ治療院あんじゅ
バレエ治療院あんじゅ
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トレーニングは自分を知ること

昨年はロシアのダンサーさんの治療から始まりましたが、今年はロシアのバレエ学校に留学しているジュニアのトレーニングからスタートでした。

そして、先週は、カナダとドイツに留学中のジュニアがカラダ作りの見直しに来院しました。

彼女達を診ていると、カラダ自体のポテンシャルは充分あることが分かります。

特にコンクールで受賞して短期留学を射止め、そこから本留学へと移行できたタイプは、学校側から身長スタイル、脚の形などをしっかりチェックされているな、と感じます。

けれど、留学が認められても、そこから先は自分で自分のカラダを育てていくしかありません。

もちろん先生方はいろいろ教えてくれますが、カラダの使い方や意識の仕方を15歳以上のジュニアに事細かく教えてくれる状況はとても少ないようです。

(15.6歳だと、日本ではまだまだジュニアと思いがちですが、海外のバレエ学校ではほとんどシニアの扱い、の場合も少なくありません)

『もっとターンアウトして』『太ももから回して』『手を意識して』と言われて、一生懸命レッスンするのだけれど、うまくいかない、という声をたくさん聞くのです。

皆さん留学すれば、いろいろ教えてもらえる、と思っていたそうですが、案外そうではない現実が彼女達を待ち受けているのです。そこで大切なのが、自分自身のカラダと対話すること。

レッスンで成果を出していくには、自分のカラダのどの部位がどういう風になっているのか、が分かっていることが大切です。

そうでないと先生の指示通りに動かないのは何故なのか?が分かりません。

自分のカラダのいろんな場所が分かっていること

が大切なのです。

そのため、トレーニングでは、意識してもらいたい場所を私が触って伝えた後、実際に自分で触れてもらうようにしてます。それが自分のカラダの感覚を目覚めさすことにつながるからです。

今回来院したSさんは、エクササイズをしながら、自分の足が外の流れてしまいやすいのだ、と体感できたようです。

終わった後『歩き方の感覚が違う、意識する場所が分かってきた』と話ながら帰ったそうです。

何回エクササイズにトライしても分かりにくい場合は、一度自分のカラダに触れてみること!案外違う場所が動いていたりすることが多いのです。無意識でつかっているとなかなか染みついてしまったカラダのクセは修正できません。

けれど、意識してイメージして何度も繰り返していくと、時間はかかってもカラダが反応してくるのです。だから諦めないで続けてほしいのです。

ターンアウト・アンドゥオールは、人の一般的な行動には何ら必要のない動きです。だからこそ意識してそこにもっていくカラダ作りが大切なのです。

ターンアウト、つま先、膝、の指摘をされたけれど、どこをどう意識すればいいのか、具体的に分からないというジュニアはご相談ください。

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