踊り続けたい!をサポートする治療院|フロアバレエ指導歴9年の院長がケガや痛み苦手を解消していきます|東京・代々木・バレエ治療院あんじゅ
バレエ治療院あんじゅ
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開脚のもったいない姿勢とは?

今、解剖学のコラムが始まっています。

解剖学コラム

ここでちょっとブレイク、この開脚をみてください。

左右の開脚には
違いがあります

差があるようでそんなに変わらない、、、と見えるかもしれません。

けれど、着ているパンツの白線を見ると、左はなんだか長くて右は真っ直ぐに近いのが分かります。

開脚では絶対前に倒れなきゃ(前屈)いけない、と思い込んでいる人がいると思いますが、背中丸くて頭落ちて前屈しても、本来の開脚ストレッチの効果は全然出せない、というもったいない例の典型です。

開脚比較例、バレエ治療院あんじゅ

座った状態で頭が落ちる

背中が丸くなる

骨盤が後ろに引ける

骨盤の坐骨が後ろに倒れて(骨盤後傾)

ハムストリングスが余分に(ここ大事です)余計に引き伸ばされる

骨盤後傾のまま前に倒れているので、付け根のところの負荷がかかってつっぱる

開脚してて、ハムストリングス痛めました…という場合、こういうことが起きているのです。

どうしても骨盤が立たない、後ろや前に倒れる、のであれば、右のように何か支えるものを置くのがオススメです。

そういうものがない時は、肘を折らないで、前屈よりも斜め上に伸びる意識で骨盤を立てる、これが大切です。

つまり、カラダを腕で支えてます→上体も開脚に関わっている。

床に座るとどうしても骨盤が後ろに倒れてしまいやすい(それは解剖学 骨盤 坐骨で解説しました)

じゃあ、上体(上半身)のエクササイズだけで、開脚は変わるのか?ですが、このように変わってきます。

開脚改善、バレエ治療院あんじゅ

特にジュニアの場合は、ほとんどのケースで上半身を改善させれば開脚やターンアウトは改善していきます。

上半身が起きてくる(立ってくる)=体幹のスクゥエアがしっかりすること。

上のスクゥエアが安定するから骨盤もしっかり立つので、骨盤の下にある大腿骨も回りやすくなります。

『これって、外旋してるってことなんですよね?スゴイ、家で(娘)がやっているのと全然違う〜

Aさんのお母様

となるのです。

お家で左のような開脚スタイルだったらもったいない。

早めに伸びやすい方法に修正していきましょう。

新体操、フィギュア、シンクロ、チアジュニアの開脚改善、バレエ治療院あんじゅ

では、大人の開脚改善はどうなのか?

について。


今は大人で踊っている人が増えているだけに関心が高い開脚。

これについても改善させるポイントは大いにあるので、解剖学の連載を挟みながら紹介していきますね。

開脚を解剖学的にエクササイズを紹介している本はこちらです。

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【著者プロフィール】
市川淑宥子(ようこ)

バレエ治療院あんじゅ院長/日本バレエワークアウト協会理事/芸術家のくすり箱プロフェッショナル会員

鍼灸師/フロアバレエ・バー・アスティエ講師/チェアバレエエクササイズ講師

バレエ鍼灸を2008年にスタート、踊る治療家として施術・ターンアウト、開脚改善などを展開。

○著書 『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』
フロアバレエクラスは新宿にて月一回開催 
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