分かりにくいと言われる解剖学をあんじゅ独自の視点でお届けするのがこの解剖学コラムです。【動かす(踊る)ためにカラダはどんな特徴があるのか?】を軸に人のカラダの仕組みを一緒に見ていきましょう。
骨盤はカラダの真ん中にあります。
仙骨で背骨とつながっていて、下には大腿骨がつながっています。
そして
もう一つ
と言うことは、カラダは始終動いてもいるから、筋肉だけだはばらばらになりそうですよね。
だから、動いてもしっかりしているように靭帯や腱で補強されています。
つまり、靭帯や腱は筋肉(タンパク質)よりも強い線維質(コラーゲン)でできています。
例)大腿骨と骨盤を構成する三つのパーツをつなげる靭帯
それぞれの骨と大腿骨をつなげて補強する靭帯
この三つ以外にも骨盤の前や後にはこんなに靭帯が張り巡らされてます。
このような補強システムがあるから人のカラダの真ん中にある骨盤は安定しているんです。
又ここが悩みどころにもなってしまう。
筋肉と違って靭帯はコラーゲン線維なので、簡単に緩んでくれない訳です。
骨盤をしっかりサポートしているけれど、無理に負荷をかければ傷がつきます。
それの一つが仙腸関節痛です。
骨盤まわり、大腿骨にはたくさんの靭帯や腱があります。
それらに負荷をかけないで、カラダを踊っていく、そのためにもカラダの仕組みを知っておくことはとっても大切。
これまで骨盤を取り上げてきました。先に進む前にもう一つ骨盤のある面を紹介します。
それが、横側。骨盤の横面にはとっても大切なポインとがかくれていますよ。