踊り続けたい!をサポートする治療院|フロアバレエ指導歴9年の院長がケガや痛み苦手を解消していきます|東京・代々木・バレエ治療院あんじゅ
バレエ治療院あんじゅ
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Stayhome期間のあんじゅ【活動報告】オンライン活用・Youtube・SNSなど

4月7日の外出自粛令発動によって、あんじゅも4月9日から治療院を休診にしていましたが、この度5月12日から施術を再起します。

この期間、どんなことをしていたかを書いてみようと思います。

【Contents】

◆インストラクター更新研修の実施まで

◆新しい運動プログラムチェアバレエの勉強をスタート

◆SNSに挑戦 開脚写真をアップしています

◆動画制作にも果敢に挑戦 試行錯誤しています

◆オンラインレッスンを受講しました

バレエ治療院あんじゅ、新宿、代々木、東京

◆インストラクター更新研修の実施まで

まず、4月末に一般社団法人日本バレエワークアウト協会のインストラクター更新研修が予定されていた資料づくりをおこなっていました。

当初2月にテーマを決めましょうか?と打ち合わせが始まった時には、まさか本番がオンライン講習になるとは考えていなかったので、今回も資料を作成し、動画やアイパッドに入っている3Dアトラスをつかっておこなうつもりでいたのです。

なので、当初構想していたスタイルではうまく作動しないと判断して、講師の皆さんにオンラインでも参加しやすい形がどんなものなのかを考えるところに戻る必要がありました。

そのために、まず2012年以降取り上げたテーマをピックアップ。更に形式として課題を作成することに決めました。テーマは【抗重力筋がNYSバレエワークアウトとどうか変わっているか】にしていたので、これまでおこなっていた解剖学的知識の確認を課題にすることにして、そこからバレエワークアウトのプログラムに組まれているエクササイズがどのように抗重力筋を育てる効果があるのか、を再認識してもらえる内容にしたのです。

その研修の一部が、前にもあげた動画です。

動画だけみていると、研修をおこなった1日のことだけしか見えないのですが、それ以前の仕込みには結構時間をかけるのです。

◆新しい運動プログラム・チェアバレエの勉強をスタート

チェアバレエエクササイズの講習に関しても、受講者専用の動画で予習をおこなったり、講習後提出するレポートのために参考図書をよんだり、レポートに盛り込みたい統計や数値の裏付けを検索したりと、2日受けるだけで終わりと言う訳にはいきませんから、それなりの時間を費やして、最後修了証をいただきました。

4月と言えば、初旬は春休み期間だったり、末日はGWが近いこともあり、例年なら海外や他県からトレーニングや治療を希望して来院する方が多い月でもあり、ここまでしっかり準備できたのも、Stayhome月間だったからかもしれないと感じています。

日本バレエワークアウト協会、チェアバレエエクササイズ

◆SNSに挑戦 開脚写真をアップしています

いつもなら11時~21時までほぼ代々木にいるので、SNSやyoutubeなどにはあまり手をつけられていなかったのですが、それにも挑戦してみました。加えて、見落としてしましやすい小さなズレ・歪みに気づいてもらいたいと工夫した写真もつくってみました。

インスタグラムは写真がメインということで、これまではあまり見せてこなかった自身の開脚やカエルストレッチの写真をアップすることにしたのです。

インスタグラムについては、「インスタ映え」という言葉がやはりましたが、撮って載せるようになって、その意味がだんだん分かってきました。映える写真は色、とかシーンもありますが、分かりやすい写真も大切なんですね。ご飯の写真が意外にウケル、と言うのは面白かったです。ほとんどやっていないFacebookでもご飯の写真は沢山出てきますが、インスタで見る印象は、なんだかすこし違う気がします。それは何が要因なんでしょうね~など、いい勉強になっています。診療オープンになってからどういう風に載せていくか、考えていきたいと思います。

最初の方はまだ自粛令前だったので、クライアントさんに撮っていただきました~自宅で撮った写真と比べるとやはり違いが出ますよね。こういう作業にあまり慣れていないので、最初は撮るだけで四苦八苦。少しコツが分かったかな、と思って、動画にも挑戦してみました。

インスタグラム、バレエ治療院あんじゅ

比較写真をつくると、『分かりやすいです』と言う声が出てきますね。

開脚・スプリッツ、バレエ治療院あんじゅ

左は撮っていただいた開脚写真。右は自分で撮ったもの。違いが分かります^^;

◆動画制作にも果敢に挑戦 試行錯誤しています

つくってみたのは、セルフケア動画です。

今動画サイトにシリーズ①をアップしていますが、これはとっても難しかった~ほんとに。どこを見ていいのか?^^;どうにもうまくつかめず、シリーズ②については、もう少し勉強してから撮ることにしようと思いました。

youtubeもやってみて分かったことは、これは準備が必要だと言うこと、ですね。
動画についてやってみて分かったことは、開脚している状態を撮影する以上に準備に時間がかかるんだなということです。

まず、バレエ治療院として、踊っている人達にむけて今何を伝えるのがいいのか、を考えるところからスタートしました。外出自粛令が出て以降、おびただしい動画がアップされていますよ。いろいろ見ていると皆さん考えている。長くやっている方は、もうyoutuberみたいに見えてくる。

バレエや運動関係、施術関係、レッスン動画、解説動画が本当にたくさん。今まであまり動画をアップしてこなかったけれど、クライアントさんのためになることを何か伝えられないか?を土台につくりました。

今回のことで予約の再設定のやりとりが沢山あり、皆さん『施術を受けにいきたいのはやまやまなのに…』『早く先生のトレーニングを受けたいです』など言っていただけて、涙が出るほどありがたかったです。

その中には、『外に出るのを怖がってます…』『眠りがよくないんです…』など、自粛疲れがキーワードなっていますが、その反動の行動よりも落ち着いた日常に戻れないことにカラダが敏感に反応している、そういう様子が感じられていました。

なので、やはりあんじゅの動画なら、セラピー・治療としての要素が伝えられるセルフケア動画にしようと決めました。

テーマは決まったらその後は、シノプスづくり。どういう風に伝えるかをシリーズを通して構想を練ります。なので、動画自体アップしているのは①だけですが、②も③も土台はつくってあります。待っていてくださいね。

それから、動画を撮ったのですが、まあ難しかった^^; シリーズ①は取り直すかもしれませんが、今新しいツールを取り寄せしているので、それが届いたら、②と③を撮るつもりです。

シリーズ①は、肌をととのえる、ですが、撮った後にも作業は沢山。
動画をただとって見せる、だけでは伝わりませんからね^^; テロップをいれたり、プロローグとエピローグの案を練ってからそれを作成して、動画に組み入れたりと、youtuberさんは作業が大変と聞いていましたが、まさに。

1つの動画をアップするのにこれほどの作業があるとは~でした。

でも、これってバレエ・ダンス、アーティスティックスポーツも似ているなと感じました。1つの作品をつくる、作品に出る、大会に出るには、日頃のレッスン、土台になるレッスン・練習以外に、沢山のことをこなしていかなくてはいけない。良い作品をつくりたい、クオリティの高い踊りをしたい、大会やオーディションやコンクールで結果を出したいとなるとそこに至までには沢山のステップがある。同じですね。

その一つひとつがとても大事なんだと思いました。

 

◆オンラインレッスンを受講しました

さて、もう一つこの期間にトライしたこと。それがオンラインレッスンです。いつもは週2回はレッスンにいくところ、スタジオがお休みで受けられない。毎日朝の自主トレは続けていますが、それと踊りは別物。

踊る感覚が薄くなっていくのが怖い、これはダンサーでなくても踊っている人なら、又スポーツをしている人なら皆同じだと思います。幸い、youtubeでとてもいいレッスン動画があったので(2つご紹介)それをみながらレッスンしていたのですが、4月の研修時に、バレエワークアウト協会の代表稲垣さんから、スタジオがオンラインレッスンをおこなっていると教えていただき、私の参加させていただきました。

バレエのレッスンは、2016年あんじゅがおこなった【ジュニアポワント講習会】でポワントレッスンを担当していただいた神保先生がご担当。

バレエワークアウトはStudio24代表の稲垣さんが担当されて、Zoomやラインを使ってのレッスンに挑戦してみました。面白かったのは、オンラインでも先生に見られていると言う意識が出るんだな、と言うことでした。

自身が講師を担当した更新研修会では当然その意識でおこなっていたし、チェアバレエエクササイズの講習でも生徒の立場だったのですが、それとは違って、自宅にいるのにレッスン上に先生と他の生徒さんと一緒にいる感が味わえたのがよかったですね。今オンラインでいろいろな活動がおこなわれている現状、ちょっと分かる気がしました。

オンラインレッスンは今だからこそ、と言うので、クライアントさんから教えていただいて、他にもスターダンサーズバレエ団さんの、山本康介さんのインスタライブレッスンにちょっと参加させていただいたりしました。

この他、いつもなら年末にバタバタする事務関係の仕事を片付けたり、ホームページを少し改修したり、この約1ヶ月間、なんにもやれてなかった気がしてましたが、この期間だからこそやれたこともあったなと感じました。あと、これまで以上に自分のカラダへのフォーカス、と言うか意識を深められた期間になりました。開脚の写真や動画をアップするという新しい行動がそうさせたのか、この期間を通して得た気づきは、施術にフィードバックしていきますね。

オンライン体験、バレエ治療院あんじゅ

診療再開後も、動画をつくったり、ホムペを見やすくしたりは続きます。

そして、あんじゅのメインの仕事は、ダンサー、踊る方、アーティスティックスポーツジュニアのサポート。レッスンや練習ができない期間を過ごした後どうなっているか、できる限りスムーズに戻っていけるようにサポートをおこなっていきます。