20220年4月30日
日本バレエワークアウト協会のインストラクター更新研修
出張解剖学講座をおこないました。
早いもので、協会の更新研修を担当させていただいて今年で10年目となりました。
最初は、筋肉や骨などインストラクターとして生徒さんを指導するのに覚えておいてほしいカラダのパーツからスタートした研修内容。
その後、内容は多岐にわたり、昨年は呼吸の仕組みと関係する筋肉。
そして今年は脊柱の仕組みについて徹底解剖でした。
インスタの(>)を押していくとアップした写真が見られます。↓
・頸椎・胸椎・腰椎・仙椎・尾椎からなら脊柱の構造や働き、特徴をまずおさらい
・その後、何故腰椎のケガが多いのかの分析
・そして腰椎のケガと頸椎のケガの関係
・更に脊柱(背骨)を痛めないカラダの使い方のヒント
まで時間いっぱいお伝えしました。
治療院でこれまで診てきた症例で、コラムでも取りあげてきた側弯。
遺伝的に側弯になるタイプの方もいます。
けれど、かなり多いのが一過性の側弯。
急性のギックリ腰でよく診られる症状ですが、股関節痛や膝痛などでも診られます。
その原因は、
①脊柱が骨盤に挟まれていること
②首の骨(頸椎)の上に体重の10%程もある頭部がのっかっていること
これが関係しています。
今回の解剖学研修でも伝えたこの構造
こちらの本でも紹介しています。
(第4章 開脚のための解剖学)
『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』でも書きましたが、
腰が重い、股関節が鳴る等の軽い症状でも背中のカーブが出ていることもあります。
思い当たる方は、まず、骨盤の位置だけでなく、頭の位置も見直してみることが大切です。
この脊柱(背骨)のラインを整えると、首も肩も腰も力が抜けて動きやすくなります。
これは、バレエ整体・ドローインプラスがとってもオススメ。
GW、沢山踊ったカラダを整えたい人、こちらからご覧ください。