ターンアウトアップを受けにきている小学生のクライアントさん。お母様からメールをいただきました。
『ピルエットの軸がしっかりしてきたんです。背中がつかえていると、全然ちがって見えるのですね。アンドゥオールって、脚だけ問題じゃなかったんですか。。これからもがんばると言っています。』
Kさんのお母様
小学生だから、柔らかいだろうという訳ではないのです。人のカラダは、最初から目覚めているのではありません。
自分では動かしやすいところばかり動かしているとドンドン歪みが強くなってしまうのです。
特に子供の上体は柔らかいところとそうでないところがあります。
ピルエットができない理由に、軸を安定させるカラダのコーディネーションができていない、ということがあります。
それを少しずつ改善していくのがパーソナルセッション。小学生でもバレエには真剣。
セッションで伝えたエクササイズを一生懸命続けたKさん、この夏の発表会で、のびのびと踊れたそうです。
ピルエットが苦手だけでなく、ポワントで膝が伸びない、アラベスクで脚があがりにくい、など楽しくのびのび踊りたいのに上手くいかないバレエジュニアをターンアウトアップでサポートしています。
【著者プロフィール】
市川淑宥子(ようこ)
バレエ治療院あんじゅ院長
日本バレエワークアウト協会理事
鍼灸師/フロアバレエ・バー・アスティエ講師/チェアバレエエクササイズ講師
2008年、当時はなかったバレエ・ダンスのための鍼灸治療をスタートさせ、「バレエ鍼灸」と名付ける。現在も踊りを続ける治療家として、施術・ターンアウト改善、開脚改善などを展開。
著書:『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』
フロアバレエクラス:新宿にて月1回開催中
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▶ Instagram:ballet.ange
本記事では、コンクール成績アップ、留学を希望するジュニアのターンアウト改善を指導してきた筆者が、ターンアウトしにくい原因とその解決法を紹介します。