踊り続けたい!をサポートする治療院|フロアバレエ指導歴9年の院長がケガや痛み苦手を解消していきます|東京・代々木・バレエ治療院あんじゅ
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ターンアウトアップ 苦手なことが分かるようになる秘訣とは

『ここにくるとすごくよくわかる。先生がなんでそう言うことを言うのか、全部わかる』ジュニア 小3 Yちゃん


ターんアウトアップに来ているYちゃんの感想をシェアします。

あんじゅにくるジュニアは、毎回「やっぱりカエルがやりづらい」「クペでかま足になる」「評価シートでどうしても膝を伸ばしましょう、と書かれる」などいっぱいクエスチョンを抱えてやってきます。

質問と言う形になっていない場合もあります。

そう言う時は、前回にとりくんだエクササイズが土台になります。

開脚エクササイズ①を修正しているところ

家でやってきたエクササイズを振り返って、その成果をチェックしていくと、「ここはできた」「でもここはやっぱりやりにくい」が出てきます。

それがイコール「こうするとうまくいくのに、ダメな時はどうして?」など疑問につながるのです。

ただエクササイズをやってきただけだけれど、やってきたことはしっかりカラダに反映されているので、そこが土台になるのです。

・うまくできるようになった原因・背景
・そうでない、やりづらさがある部分を分解
・分解して、やり直しをしてみる
・できなかったらやりづらい原因を探してその部分を分解
・最終的に、自分が目標としているレッスンのアンシェヌマンに発展させる

このような流れを繰り返しています。

その土台は、バレエの解剖学ですが、最近はジャンプ系エクササイズは「バスケット」のトレーニングを、運動力学では「武道」の訓練をヒントにしていたりします。

院長は、バレエ以外、ジャズやエアロなどダンス系エクササイズも経験があり、他弓道を習っていた時期もあり、それらを統合して「何故やりにくいのか?「やりやすさの道はどこにあるのか?」を分析するのですが、やっぱりキーワードは「中間位」だと痛感しています。

外だけにひっぱらない、内にも外にも上にも下にも等分にエネルギーが届くポイント、それが中間位。中間位の状態であればその人の可動域が生かされるからです。

ただ、レッスンを受け身で受けているだけでは小学生では「先生の意図」はつかめません。

学校でも一年生に三年生の課程は勉強させないように、カラダの発達に併せたカリキュラムを組めればいいのですが、お教室運営の関係から細かいレベル設定ができないなど様々な事情があります。

その中で、ジュニアたちは踊りたい気持ちでカラダに無理をかけてしまいやすいのです。

結果、

  •  足の指先を丸めてつま先を伸ばそうとする
  •  カラダの後ろ側を押して膝を伸ばそうとする
  •  プリエで脚を開きたいから、お尻をごまかして無理に膝を横にする

その結果、遺伝性ではない側弯を作ったり、小4なのに外反母趾やアーチの低下に悩んだり、成長期のカラダに負担をかけてしまいのです

そのまま成長して中学生になると、脚とお尻とふくらはぎがパンパンになって、ストレッチをしても柔らかくならない、開脚も前より開きにくくなった、などになるケースも多々みています。

中学、高校になったらもう修正が効かないのか?と言うのではありません。

成長したらその分「頭でも理解して修正していく」やり方が使えますが、やっぱり時間はかかります。

アティチュードターンの修正
回転ばかり直しても回れません
アティチュードターンの修正

だからこそ、早めに上のような「なんとなく」踊る「やってるつもり」の踊りではない方向に修正していくことが大切です。

それが、カラダへの負担をなくすことにもなります。

今のジュニアのカラダは、10年前、20年前、30年前、指導する先生が子どもだった頃のカラダと差があります。

ターンアウトアップは、やりたいことがやりにくい原因からひもといて、「できた」「わかる」につなげるサポートをしています。

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【著者プロフィール】

市川淑宥子(ようこ)

バレエ治療院あんじゅ院長

○毎月一回フロアバレエクラス開催中

カラダが引き上がって脚が軽くなっていきます。一緒に踊ってみましょう~

○トレーニングメニュー【ターンアウトアップ】と【バレエの解剖学】から開脚の本ができました。
『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』

○踊りやすい、動きやすいカラダについて解剖学の外部講師活動もおこなっています。(活動レポート)