昨日3月1日は、月いちのバー・アスティエクラスでした。
新型コロナウィルスの拡大が心配され、体調不良で欠席のご連絡をいただいた方もいたりで、開催をどうするかは考えたのですが、直前に申し込みをしてくれたジュニアもいたので行いました。
参加者は4人でしたが、少人数だからこそしっかり基本を確認する内容にしました。
基本とは、
骨盤のコントロール
です。
フロアバレエは、床に座って寝て行うダンスエクササイズなので、脚を開いて動かし過ぎると骨盤がグラグラすることに気付きやすいので、床に寝ておこなうエクササイズをたっぷりやりました。
フロアバレエでは、通常床に座った状態でプリエの形になり、そこからエクササイズをスタートさせることが多いのですが、脚を伸ばすときよく診られるのはこれです。
開きたい想いが強く出て、太ももから動かそうとする
けれど、太ももと骨盤はつながっているので、この状態だと脚が動くたびに骨盤が揺れてしまい、基本の動きになりません。
開きたい想いを本当に実現させるためには、体幹はしっかりと引き上がっていなくてはなりません。
だからといってガンガン腹筋をすれば体幹が強くなるかと言うと、そういうのとはちょっと違います。
上にも、横にも張っているけれど中は固まっていなくて、しっかりしている。
これは、クラシックバレエでも同じです。ただ、立ってバーからスタートすると、どうしても骨盤から下の脚や足にばかり意識が行くんですね、、、
その意味でも、床に着く脚がないフロアバレエだと、腰から上を意識しやすいのです。
特に上半身。スクエアが安定すると肩関節の可動域が広がります。
それは、股関節の硬さを解消するポイントでもあります。
股関節が硬いと気になる方、ジュニアも大人も次は4月5日日曜日です。
上半身がしっかり伸びて開いてくると、開脚も変わってきます。
こちらからお申込みください。
【著者プロフィール】
市川淑宥子(ようこ)
バレエ治療院あんじゅ院長
日本バレエワークアウト協会理事
鍼灸師/フロアバレエ・バー・アスティエ講師/チェアバレエエクササイズ講師
2008年、当時はなかったバレエ・ダンスのための鍼灸治療をスタートさせ、「バレエ鍼灸」と名付ける。現在も踊りを続ける治療家として、施術・ターンアウト改善、開脚改善などを展開。
著書:『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』
フロアバレエクラス:新宿にて月1回開催中
▶ プロフィール詳細はこちら
▶ Instagram:ballet.ange
本記事では、新宿で月1回開催しているフロアバレエクラスの内容と効果を紹介します。