4月1日のバー・アスティエクラス、初体験の人が5人、中学生、高校生もいたので、基本をじっくりやりました。
皆さんバレエやダンスをやっているので、動こうと思ったら動風かせちゃうんですよね。でもそれだとただ脚や手を動かすだけになりかねません。大切なのは基本の姿勢。解剖学的にどこで支えると楽に座れるのかをしっかり確認して、呼吸、上半身のエクササイズ、脚のエクササイズと続けました。この時意識してもらうのは、筋肉ではなくて、何時もいっているように【骨】。骨の方が絶対に分かりやすいのです。
初めてのムーブメントに最初は力が入りそうになるのが見えていた参加者さんも、クラスの最後には力が抜けるようになってきました。力が抜けると、すぅっと上に抜ける一本の軸が見えてくるんですよね(^_−)−☆
ここでも感じたのは、脚を開きたい思いが強すぎて、太ももに力が入ること、そしてつま先を伸ばしたいと指を固めすぎること。
開きたい、つま先伸ばしたい、とツイ力を入れて動かしてしまうのは分かります。でも、それでうまくいかない場合は、逆に力を抜いてみる、この発想にトライしてみてほしい。
脚の力を抜いてもグラグラしないには何が必要?
それが、姿勢で見直した上半身なのです。
(参加枠は、あと 1名となりました→締め切りました 4月6日現在)
投稿者プロフィール
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市川淑宥子(ようこ)バレエ治療院あんじゅ院長
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一般社団法人日本バレエワークアウト協会理事
バレエ解剖学講師/バー・アスティエ講師
2008年にこれまでになかったバレエ・ダンスのための鍼灸治療をバレエ鍼灸と命名、バレエ治療院あんじゅを四ッ谷にオープン。以来、国内外のダンサーの治療に当たる。
2013年NPO法人バー・アスティエ協会の講師資格を取得、2014年以降バレエの解剖学運動学に基づいたトレーニングメニューやフロアバレエクラスをスタート。
2019年『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』を出版し、バレエ・ダンス・表現スポーツに欠かせない開脚エクササイズを紹介している。