2022年12月16日
踊っていて腰が痛いんです、と言って来院されたSさん。
実際にどこが痛いのかと聞くと、腰部ではなく仙骨辺りを指していました。
特に背中を反らせるとその部分が痛くなってアラベスクで脚をあげられなくなるのだそうです。
腰痛は色々な部位に痛みが発生します。
1ウエストの後ろ辺り(左右)
2腰椎の直上
3骨盤の後ろのライン(腸骨稜)
4仙骨の両脇、若しくは左右どちらか
5腰のくぼみ
6背中から腰下にかけて
などなど、人に寄って痛い場所は異なっていて、痛みの種類にも違いがあります。
今回は、シリーズでバレエ・ダンスの腰痛を掘り下げていきます。
連載は続きますが、仙骨の痛みで悩んでいる場合は、まず早めに治療することが大切です。
>>>電話:090-9362-0080
【著者プロフィール】
市川淑宥子(ようこ)
バレエ治療院あんじゅ院長
日本バレエワークアウト協会理事
鍼灸師/フロアバレエ・バー・アスティエ講師/チェアバレエエクササイズ講師
2008年、当時はなかったバレエ・ダンスのための鍼灸治療をスタートさせ、「バレエ鍼灸」と名付ける。現在も踊りを続ける治療家として、施術・ターンアウト改善、開脚改善などを展開。
著書:『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』
フロアバレエクラス:新宿にて月1回開催中
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▶ Instagram:ballet.ange
本記事では、バレエ・ダンスの股関節痛、腰痛・ヘルニアの治療で約20年の経験を持つ筆者が、原因と改善法を解剖学的に解説します。