レッスン・リハや出先で急に腰が痛くなって動けなくなった…
そんな時の対処法を紹介しています。今回はその②。
次は家に帰るまで、家に帰ったらどうするかを紹介します。
プチッとなった 動くのはやめたけれど、でも休む場所なんて探せない 濡れタオルつくるなんて無理、な状況だと思います。
プチッとなったカラダを引きずってどうやって帰るかが大切です。
よくやってしまうのは、痛みをかばって偏った姿勢をとることです。
けれど、偏った姿勢をとることは、痛くない箇所に負担がかかりやすいのです。
左の腰の後ろがプチッとなって、右に寄って右膝を曲げ引きずって歩き続けた後に、膝が痛くなるはよくあること。
ここでトライしてほしいこと。
痛みマックスの時は呼吸もつらいことが少なくないけれど、だからこそ呼吸してみましょう。
痛みをかばう時はどうしても呼吸が止まりがち。
呼吸が浅くなりやすいので、痛くない範囲で、ゆっくり息を吸ってみる。
そして、息を吐くときにひと工夫をご紹介します。
をやってみましょう。
腰回り、背中、腹筋などの筋肉は、呼吸と深くかかわっているので、ゆっくり吸って吐いてをすることで、腰回りの筋肉を固めないで、逆に緩める方向にもっていきたいのです。
そして、できたらこれもやっておきたいことがあります。
痛くてどうしよう…泣きそう…という時に冷静になるのは難しいかもしれません。
でもでもできるなら覚えておいてほしいことがあります。
腰がピンチになった時の帰りにもできることがあるんです。
それは、空いているコンビニやドラッグストアに寄ること。
コンビニしか開いていなくても、そこで手に入る場合もあるので、探すより定員さんに聞いた方がいいですね。
手に入れておきたいもの
今ではコンビニでも湿布などを置いているドラッグ系コンビニもあります。
もしそれらがなかったら、冷えピタを探してみてください。
あと、ホッカイロを手に入れておくといいです。
その訳は後ほど。
今の時期は冬なので、水が充分冷たいからアイシングは濡れタオルで大丈夫なケースもあります。
特に冷え性の人は冷やしすぎに注意したい。
でも、痛みが半端ない時は氷のアイシングの方が効果があるので、氷がない人は氷を手に入れましょう。
では次。家についてからやっておきたいことへ移ります。
さあようやく家に着きました。
とにかく痛みがでない姿勢で休みましょう。
その前に、ロキソニンテープや湿布、アイディアの準備だけして。
氷がめんどくさいなら、水タオルで急場をしのぎます。
そして、一番痛みがあるところを冷やします。
痛みのパターンは様々です。
ジンジンだっりじくじくだったり、ズンズンだったりしますが、痛いところをまず冷やしてみる。
そして次がホッカイロの出番。
この時期痛いからと言って冷やしているといくらカラダの一部だけとはいえ、だんだん冷えてくる。
なので、痛いところをかばって歩いた膝上、太もも前にホッカイロを貼っておきます。
又冷え性の人は、腰を冷やしているなら、反対のお腹にホッカイロを貼っておくのがおすすめ。
しばらく安静にして、様子を見ましょう。
動けるようになったら、寝るときの準備をしておくとよいです。
目的は、痛みの出ない姿勢をとれるようにすることです。
もっている人は骨盤ベルトをして寝てみるのもオススメです。
実際にこんなに冷静に動けるか?はその時の状況によると思います。
何回か急な腰痛を経験している人は対処法が分かっていることもあります。
一番大切なのは、痛いからとかばって動かないのではなく、カラダに負担をかけないような工夫をすることです。
さて、このシリーズ、更に翌朝以降についても対処法をご紹介しますね。
>腰が痛い…どうすればいいのか ① その場ではどうしたらいいの?
>腰が痛い…どうすればいいのか ③ 翌朝どうしたらいいの?
>腰が痛い…どうすればいいのか ④ 痛いのが続いた時にどうすればいいの?