踊り続けたい!をサポートする治療院|フロアバレエ指導歴9年の院長がケガや痛み苦手を解消していきます|東京・代々木・バレエ治療院あんじゅ
バレエ治療院あんじゅ
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4月18日の自主トレでの気づき『クロスすること』

金曜日はいつもはレッスンに出ているのですが、この事態でお家でレッスンをしています。最近は筋トレもかねてバーレッスンをする日が増えていますが、たいていはプリエから始めてグランバットマンまで続け、プティソーテや少しアダジオをやったりすることが多いのです。

膝が痛いとやりにくいグランプリエ、バレエ治療院あんじゅ

けれど、昨日はプリエの次にくるタンジュで???となり、ずっとタンジュ・デガジェのアンシェヌマンを追求していました。
どういう意味かと言うと、何度もなんども繰り返し同じパを続ける、と言うことです。この???は、たいてい自分のカラダの位置ややりづらさの感覚から始まるのですが、最初はこの???を筋肉や骨的に分解するのです。
意識を特定の筋肉にフォーカスさせて、例えば足裏(今はやりのMP関節とか)や膝や内転筋、肩甲骨、肘、肩先や指、手首などあらゆる部位をそれぞれ意識を変えてタンジュやデガジェを繰り返して分析していきます。

そういう分解・分析がうまくはまる時は、『この部位が動いていないからだ』とか『足裏の感覚を骨盤のこの位置につなげてみるのは悪くないかも』とかの気づきが出るのですが…昨夜はどうやらそうではなく、、、一端中断しました。

バレエのインナーマッスル、大腰筋、バレエ治療院あんじゅ

動きながら分析・分解している時は、頭の中に3D的な解剖図が浮かんでいて、そのイメージを動きを併せて分析していくのですが、、、、現在、バレエの習得や教育課程に解剖学が含まれているゆえんでもあると思います。
でも、こういう時は辺に骨や筋肉に頼りすぎてしまう場合もあります。
それがいけない訳ではないけれど、最終的にダンスは解剖学では踊れない、のです。解剖学的分析は補強にはなりますが、この筋肉を動かしてなんて考えながらでは、細かなアンシェヌマンやもちろん、作品は踊れません。
それはダンスがムーブメントだから。

バレエのムーブメント、ターンアウトアップ、バレエ治療院あんじゅ

私の場合、アンシェヌマンの出で、出遅れるのはたいてい『カラダの部位を意識しすぎている時』です。
もちろんカラダの部位を意識するのは大切。

それは基礎トレーニング(カラダづくり)=エクササイズにおいてはとても効果を発揮します。
毎朝おこなっている自主トレーニングでは、細かなカラダの部位を意識してエクササイズをおこなっているのです。ただ、そういうエクササイズの意識で、実際のバーレッスンやセンターレッスンをすると動きがぎくしゃくするんですよね。
と言うことで、一端中断したのですが、夕食後『ハッ』と気づきが降りてきました。
それは、以前出ているクラスの先生に質問した答えにありました。内容は細かいので省略しますが、簡単に言うとカラダの方向です。つまりは、バレエのメソッドにあったのです。
『これがエファセ、だからこの場合はクロワゼだよね』
と言われた内容をずっとずっと何故そう言われたのかが疑問だったのです、実は。

『10年も前に先生に言われたことが今になって分かった』と言うのは、いろんな方からよく聞く言葉です。
そういう感覚が降りてきたんです。そうすると、別の先生から言われた指摘『センターではもっとクロスだよね』とも結びついて、、、
その後、延々夜中まで追求し続けてしまいました^^;
結果たどり着いた気づきや感覚、これらがあんじゅのメニューに反映されていくのです。
今回の気づきは

【クロスのムーブメント】

でした。

これをどうやってメニューに反映させていくか、は翌日ハッと又浮かびましたよ~
それも新しいものではなく、今までおこなってきたエクササイズに+αで、できることにも気づいてヤッタぁ~です。
外出自粛が解けた後、取り入れていきます。それまでは自分のカラダで更に深掘りしていきます。
こういう気づき、実は他にも出ていて、それは整体メニューに取り入れられそう、と考えています。
ピンチをチャンスに!
いろいろ試しますね~