踊り続けたい!をサポートする治療院|フロアバレエ指導歴9年の院長がケガや痛み苦手を解消していきます|東京・代々木・バレエ治療院あんじゅ
バレエ治療院あんじゅ
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45度×2で、膝押しを解消しよう IV

膝押しのクセが直らないとどうなるか?

をみていきましょう。

「膝を伸ばして!」と耳にした途端、知らぬうちに後ろ体重=膝押しがクセになってしまう。この状態を解剖学的に診ると、こんなことになるのです。

膝押しの解剖

膝を後ろに押す

膝上にある筋肉・大腿四頭筋に余分な負荷がかかる

膝下後ろにある筋肉・腓腹筋にも余分な負担がかかる

その結果、どうなるのかというと、

・太ももが硬くなる
・太ももが太くなる
・ふくらはぎが硬くなる
・ふくらはぎが太くなる
・ふくらはぎが下に落ちて長くなる

さらに脚にかけている余分な負担、これは本来は上へのアプロンになるはずのもの、です。その力が違うことに使われているということは、

→テクニックが身につかなくなっていく

ことにもなります。

こんな状態の影に膝押しの可能性がある

・中学生になってから、ピルエットが回れなくなってきた
・学年があがる度に脚をあげるのが重くなってきた

こういう声をよく聞きます。この背景に隠れているのが、知らぬうちにやっている「後ろ体重」つまり、膝押し。

これを解消していくコツ、それが45度×2、です。

では、何故、この角度だと腰が落ちなくて済むのか、何故膝押しにならないのかのメカニズム、そしてそこに至るまでのエピソードなどを次回に紹介します。

膝押しを解消しよう Ⅰ

膝押しを解消しよう Ⅱ

膝押しを解消しよう Ⅲ

膝押しを解消しよう Ⅴ

【著者プロフィール】

市川淑宥子(ようこ)

バレエ治療院あんじゅ院長

○毎月一回フロアバレエクラス開催中

カラダが引き上がって脚が軽くなっていきます。一緒に踊ってみましょう~

○トレーニングメニュー【ターンアウトアップ】と【バレエの解剖学】から開脚の本ができました。
『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』

○踊りやすい、動きやすいカラダについて解剖学の外部講師活動もおこなっています。(活動レポート)