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引き上げてるつもりが引きあがっていない理由|バレエで感覚がつかめない本当の原因

バレエで「引き上げているつもりなのに上がらない」原因は、体の中の感覚を体験していないことにあります。力任せではなく、引き上がった体を味わうことで理解が深まり、楽に安定した姿勢へと変わります。(クリックで開く) ……SEO要約……

この記事では、バレエでよく言われるけれど、感触をつかむのが1番難しい引き上げについて、何故なのかの訳と、どうすればわかってきやすいのかについて解説しています。

この記事でお伝えしたいこと

【悩み】引き上げているつもりなのに、先生から「まだ足りない」と言われ続けてしまう。
【原因】引き上げは体の“中の感覚”であり、見えないためイメージだけでは分かりにくい。さらに、その状態を体験したことがない。
【発見】実際に引き上がった体の感覚を味わうと、「こんなに楽だったの?」と多くの人が驚く。
【対処】仰向けなど負担の少ない姿勢で、脚や体幹が軽く使える状態を体感し、感覚を記憶する。
【変化】力を入れなくても姿勢が整い、脚やつま先が自然に伸び、動きが軽くなる。
【提案】分からないまま頑張り続けるより、まず“引き上がった体”を一度味わってみましょう。それがイメージと動きをつなぐ近道です。


こんな楽な感覚ってなかったです。引き上げるのに力を入れていたんです。でもここに来るといい姿勢は力入れなくて済むんだというのがカラダで分かるんです。

バレエ整体・ドローインプラス、アラベスク改善、バレエ治療院あんじゅ
引き上げ=力じゃないが体感できるためバレエ整体のアプローチ


レッスンでは体幹を安定させるために先生から指示がでますね。

でも難しい…なぜだか分かりますか?今回は

バレエで言う『引き上げ』は何故分かりにくいのか?

バレエの姿勢できていますか?バレエ治療院あんじゅ

そのことについて書きます。

先に二つの理由と解決法を話しますね。

引き上げが分かりにくい訳

1 カラダの中のことだから
2 引き上げった状態を体験したことがないから

では解決法はあるのでしょうか?それは

「引き上げ」たカラダがどういうものか分かるには、引きあがった自分のカラダを味わってみることです。

先に理由と解決法をお話ししたので、ここから先は、その内容を紹介していきますね。

知りたい、でも難しい「引き上げ」が分かりにくいその理由は何?

一つ目の

①カラダの中のことだから

これは、言ってしまうと、感覚というものだから、ということです。

これが一番やっかいですよね。

先生は引き上げてほしいから言っている。

つまり「引き上げる感覚」は分かっている。

分かっているからこそ、いろんなヒントを言ってくれるんですが、レッスンを受けている人にはいろんなタイプがいます。

・先生のいう事がなんとなく感じられる人

・引き上げって何??と疑問に思う人

カラダの中のことだから、外にだして見せてあげられない、だから難しい。

バレエクラス_バレエ治療院あんじゅ

『もっと上を意識して』

『お腹の中から』

『スッと軸が伸びたイメージで』

こんな内容、耳にした方はたくさんいるはずです。

でも、

お腹の中って?

どこの筋肉なの?

上を意識って?どこから上なの?

軸がスッとって?軸はどこにあるの?

バレエ、ダンスのケガ、姿勢のズレが原因?

カラダを動かすこととカラダの中を意識(イメージ)することは、実はかなり違いがあります。

ダンサーや先生方は、引き上げる感覚を味わって知っているから、言葉で、時には肩や腰、足に触れてサポートしてくれているんですが、カラダの中のことだから伝わりにくい。

これが大きな理由の一つです。

引き上げが分かりにくいもう一つの理由とは?

それはこれです。↓

②引き上げているという感覚を味わったことがないから

長くレッスンをしていると、引き上げられた!これがそうなのかもしれない~ カラダが軽い~

という体感をもった方もいるでしょう。

でも、あの時感じられた引き上げ感、それがずっと続く、というのが難しいのです。

毎日レッスンできるダンサーではないし、時にはいろんな理由で休んだら、止めなくてはならないこともある。

更に、人間のカラダはずーっと同じ状態ではありません。

以前はこれ!って思っていた引き上げの感覚が、今ではさっぱり分からなくなってしまう、なんていうこともあります。

長く踊っているからって全員が引き上げが分かっている訳でもないのですから、踊りを始めて数年だとしたら、余計に難しいのは仕方ありません。

今現在レッスンをしているけれど、引き上げって一体何?ちっとも分からない、

こういう方は少なくないはず。

更に、「引き上げって言われるから引き上げてるつもりだけど、まだ足りないって持ちあげられるの、、一体どこまであげればいいの?」

と思っている人も少なくないはずです。

自分ではイメージして動いているつもりでもそれが違う、、

それは、こんなことに似ていませんか?

イメージしていた味と全然違ってる、何これおいしい~

話題になっている極旨スイーツの味は食べてみるまで分からない、のと同じ。

ここまで読んで、引き上げが分かりにくい理由は分かったけれど「じゃあ今の私はどの状態?」と感じたら、引き上げに関わるカラダの使い方やクセを一度整理してみる視点も役に立ちます。

感覚は自分が体感しないうちは分かる!にはいかないんです。

スイーツは食べてみれば分かりますよね。

だから解決方法は、「引きあがった感覚を味わうこと」

になるのです。

バレエ整体の仰向けの施術でよくおこなうのが、「脚をあげていくディベロッペの修正」なのですが、皆さん一応に

脚ってこんなに軽いの?

楽に脚があがるんですけど〜

と新鮮な感覚を味わっています。

実際に立ってするのがバレエのディベロッペです。

けれど、多くの人が脚の力であげてしまう。

それをなんとかしたいのに難しい、、なら

脚が軽く上がる「自分のカラダの状態=カラダの感覚」を仰向けの状態でも味わっておくことがきっかけになります。

以前見た街並み、よく飲んでいたハーブティーの香り、海の潮のにおい、などなどカラダは、体感した感覚をどこかで覚えているものです。

それと同じことを味わったおくことが、動く時の助けになっていく。

先生方が、かかとや膝、背中に触れて直してくれるのは、言葉だけでは足りないカラダの感覚を補っているです。

それと同じことをあんじゅのバレエ整体ではおこなっています。

脚が胴体(トルソー)とつながっているカラダの感覚

それと同じように、膝をスッと伸ばすカラダの感覚

そして指に力を入れなくてもつま先が伸びるカラダの感覚

味わえるものなら味わっておいた方が、そのあと自分でイメージしやすくなります。

どうしても、つま先に力がはいってしまう

膝を伸ばしたいのに、逆に膝が固まるんですけど…

という方、ご相談くださいね。

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【著者プロフィール】

市川淑宥子(ようこ)
バレエ治療院あんじゅ院長
日本バレエワークアウト協会理事

鍼灸師/フロアバレエ・バー・アスティエ講師/チェアバレエエクササイズ講師

2008年、当時はなかったバレエ・ダンスのための鍼灸治療をスタートさせ、「バレエ鍼灸」と名付ける。現在も踊りを続ける治療家として、施術・ターンアウト改善、開脚改善などを展開。

著書:『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』
フロアバレエクラス:新宿にて月1回開催中

▶ プロフィール詳細はこちら
▶ Instagram:ballet.ange

本記事では、バレエ・ダンス専門治療院のバレエ整体について、その診方とその施術について解説します。

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