コンクール参加の結果をお知らせいただきました。【ターンアウトアップ】
・PIBCバレエコンクール ジュニアⅠ PIBC賞 1名
・ニューバレエコンペティション2021 小学生5年生の部 第4位 1名
・ニューバレエコンペティション2021 小学生4年生の部 第9位 1名
・ニュージェネレーションバレエコンクール リトル3 将来性賞 1名
先程コンクール終わりました。今日は市川先生に言われた事を忘れずにやったようです。前回よりも自分ではうまくいったと話していました。結果四位を頂きました。ありがとうございました。
Yさんのお母さまより
バレエコンクール、昔はお教室で一番上手な子が参加するのがコンクールで、数も沢山ありませんでした。
2000年以降、様々コンクールがおこなわれるようになり、今では毎月2つ3つのコンクールが開催されている状況です。小学2年や3年のジュニアまで参加するプレコンも沢山あります。
7,8歳のジュニアで開脚を見直したいと来院する子にコンクールに参加するというジュニアもいます。
本当の小さな年齢のジュニアまで出場している今、一回も出たことがない…と悔しい、悲しい思いをするのであれば、コンクールに参加するのはありだと考えています。
お教室によって厳しい条件があってなかなか出してもらえないところがあったり、受験でお稽古を減らしてその後コンクールに参加したいと思ってもカラダがすっかり変わってしまってうまくいかないと言う例もあります。
現在の傾向を診ると、カラダの無理がないのであれば、早いうち(小学3,4年生くらいでしょうか)に出ておいた方が経験になると言うケースが少なくありません。
あんじゅでは、トレーニングメニュー【ターンアウトアップ】で、コンクールに出ている、出てみないんだけれどと言うジュニアのサポートをしています。
おこなっていることの第一は
カラダづくりと姿勢の修正
です。
何回も何度もヴァリエーションの練習をしたとしても、バーレッスンでセンターレッスンで膝が伸びていなければ、ヴァリエーションでも膝は伸びてはくれません。
そして何故膝が伸びないのか?の理由は、姿勢ができていないからなのです。
姿勢が安定していないと
・長座で開脚で骨盤が立たない
・スプリッツで骨盤が斜めになる
・肩が内にはいっていて、肘が落ちてしまう
コンクールシートで書かれる指摘は、ヴァリエーションを踊るテクニックではなくその前段階に課題があることを示しているのです。
もちろん先生の注意をしっかり自分で修正できればいいのですが、多くのジュニアが自分のカラダのどこに弱さがあるのかを意識できていない状態です。(これはダンサー並に高度な感覚なので、とても難しいのです)
ターンアウトアップでは、一人ひとりのカラダでどこに歪みがあるのか?どこが弱くて強いのかをその都度チェックして、弱さを補うためのエクササイズを提供しています。
ポワントで膝が伸びないタイプには、ポワントの立ち方を修正するよりも内転筋や足底のエクササイズをすることで、膝だけでなく足首にも負担をかけない立ち方に修正していきます。
これまで載せているコンクールの結果はその積み重ねですが、受賞・入賞を目指すのが全てだと考えていません。
一人ひとりが「これは大切だ」と思ってコツコツ続けてきた結果が、予選通過、前回の順位を上回る、それぞれが目標としてきたものに努力すること、これが大切だと考えています。
そして一番大切なことは、コンクールレッスンをがんばりすぎて、アキレス腱や足首、膝、股関節を痛めないこと、です。
特につま先を膝を伸ばすことばかり気にして、バネ指や三角骨になっては、楽しく踊っていたバレエがつらくなってしまうケースもあります。
がんばりすぎて痛めてしまったら治療で治しつつカラダづくりを見直していく。
10代の一番大切な時期を健康で楽しく踊っていてほしい、そう願ってサポートをしています。
コンクールについての記事はこちらからも読めます~
◆コンクール定番テクニック・イタリアンフェッテを克服するには
開脚はカラダづくりの基本になります。そのための本はこちらです~