踊り続けたい!をサポートするバレエ・ダンス専門治療院|フロアバレエ指導歴12年目の院長がケガや痛み、苦手解消をサポート|東京・代々木・バレエ治療院あんじゅ
バレエ治療院あんじゅ
090-9362-0080
休診:金・日・祝

解剖学 ―骨盤6―骨盤にもある靭帯は何故硬い?

分かりにくいと言われる解剖学をあんじゅ独自の視点でお届けするのがこの解剖学コラムです。【動かす(踊る)ためにカラダはどんな特徴があるのか?】を軸に人のカラダの仕組みを一緒に見ていきましょう。

骨盤を支えてくれるもの

骨盤はカラダの真ん中にあります。

仙骨で背骨とつながっていて、下には大腿骨がつながっています。

関節は骨と骨のつながり

そして

筋肉は骨に始まり骨に終わる(お顔の筋肉は別)

もう一つ

筋肉は縮む(収縮する)ことで骨を動かす=運動になる

と言うことは、カラダは始終動いてもいるから、筋肉だけだはばらばらになりそうですよね。

だから、動いてもしっかりしているように靭帯や腱で補強されています。

つまり、靭帯や腱は筋肉(タンパク質)よりも強い線維質(コラーゲン)でできています。

強度はコラーゲン線維>タンパク質

例)大腿骨と骨盤を構成する三つのパーツをつなげる靭帯

骨盤、靭帯、解剖学、バレエ治療院あんじゅ
アプリ3Dアトラスより

それぞれの骨と大腿骨をつなげて補強する靭帯。

この三つ以外にも骨盤の前や後にはこんなに靭帯が張り巡らされてます。

骨盤、靭帯、解剖学、バレエ治療院あんじゅ
アプリ3Dアトラスより

このような補強システムがあるから人のカラダの真ん中にある骨盤は安定しているんです。

又ここが悩みどころにもなってしまう。

筋肉と違って靭帯はコラーゲン線維なので、簡単に緩んでくれない訳です。

骨盤をしっかりサポートしているけれど、無理に負荷をかければ傷がつきます。

それの一つが仙腸関節痛です。

骨盤まわり、大腿骨にはたくさんの靭帯や腱があります。

それらに負荷をかけないで、カラダを踊っていく、そのためにもカラダの仕組みを知っておくことはとっても大切。

これまで骨盤を取り上げてきました。先に進む前にもう一つ骨盤のある面を紹介します。

それが、横側。骨盤の横面にはとっても大切なポインとがかくれていますよ。

解剖学 骨盤 1 骨盤は3つの骨でできている

解剖学 骨盤 2 腰の横の骨はなんていう名前?

解剖学 骨盤 3 座る時にあたる骨は坐骨

解剖学 骨盤 4 内転筋と関係のある恥骨

解剖学 骨盤 5 股関節を簡単に紹介

解剖学 骨盤 7 骨盤の横の姿に大切なポイントが隠れている


【著者プロフィール】

市川淑宥子(ようこ)
バレエ治療院あんじゅ院長
日本バレエワークアウト協会理事

鍼灸師/フロアバレエ・バー・アスティエ講師/チェアバレエエクササイズ講師

2008年、当時はなかったバレエ・ダンスのための鍼灸治療をスタートさせ、「バレエ鍼灸」と名付ける。現在も踊りを続ける治療家として、施術・ターンアウト改善、開脚改善などを展開。

著書:『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』
フロアバレエクラス:新宿にて月1回開催中

▶ プロフィール詳細はこちら
▶ Instagram:ballet.ange

本記事では、バレエの解剖学の外部講師として活動する筆者が、踊るためのカラダの仕組みや動きの仕組みをわかりやすく解説します。

選ばれる理由1、バレエ治療院あんじゅ